ブロックチェーンゲーム1.0による新世界の幕開けについて

ブロックチェーンゲーム

どうも、とりけです。

以前書いた以下の投稿。ブロックチェーンゲームっていうのは「現実世界とリンクしたエコシステム」を持っているんだよーという内容でした。

今回は、そんなブロックチェーンゲームのこれからのことについて書いていこうと思います。

ブロックチェーンゲームに足りない機能

ブロックチェーンゲームの特徴として、ゲーム内のアイテムを自身が所有できて、運営を介さずに他プレイヤーと取引できるという点がありますが、今のブロックチェーンゲームには決定的に不足している機能があります。

それは、アセットのレンタル機能です。

「大会で勝つために必要なアセットがあるけど、買うのは高いしなー」

「色々アセット持ってるけど、忙しいし持て余してるなー」

アセットレンタルの機能ができることで、このような人の需要を満たすことができ、そこに新たな市場が生まれます。

ここだけ見ると「確かに貸し借りできたら便利でいいよねー」くらいの感覚かもしれませんが、個人的には、これは想像を絶する革命的な機能になり得ると思っています。

それはなぜか?を理解してもらうために、まずは現実世界でのアセット取引について見てみましょう。

現実世界でのアセットレンタル

さて、現実世界でのアセット。ここではカードゲームを例として考えてみましょう。

あなたは「とあるカードゲーム」を遊んでいて、ある日カードパックを買うとレアリティの高いカードを入手することができました。発行枚数は限られていて、大会でも有用なカードです。

すると、たまたま近くにいた「あなたとは全く面識のない人」があなたにこう言います。

「そのカード当たったの!?羨ましいなぁ。実は今度大会があるんだけど、その期間だけで良いから貸してもらえない?もちろんレンタル料は払うよ。」

果たしてあなたはカードを貸すでしょうか?

きっと答えは「NO」なんじゃないかと思います。

では、そのカードが「10円」の価値しかない場合はどうでしょうか?

僕はそれでも答えは「NO」です。

では、取引相手が「あなたとは全く面識のない人」ではなく「10年来の友達」だった場合は?

そうなれば答えは「YES」です。

ここで重要なのは、貸し借りの取引を行う判断をするときに、取引するものの価値よりも取引相手の信用度合いが基準になっているということです。

対価があったとしても、相手が信用できなければ取引を躊躇するというのは、ビジネスの世界では普通にあることですよね。

更に言えば、たとえ「10年来の友達」であったとしても、カードという「物理的なもの」を相手に渡す以上、理由はどうあれ返却される保証はなく、カードの価値が高ければ貸したくなくなるかもしれません。

では、ブロックチェーンゲームでのアセットレンタルではどうでしょうか?

ブロックチェーンゲームでのアセットレンタル

先ほどと同じ例で、当たったカードがブロックチェーンに保証されたデジタルアセットであり、今後実装されるであろうアセットレンタル機能を使用した場合はどうでしょうか?

結論から言いますが、カードの価値や相手の信用度に関わらず、答えは「YES」です。

ブロックチェーンゲームでのアセットレンタルは、基本的にはブロックチェーン上のスマートコントラクトで全て自動的に行われます。

そのため、対価の支払いやアセットの返却は、一度契約が成立してしまえばブロックチェーンが信頼性を担保してくれます。

(おそらく、強制的にアセットをあなたの元へ返却するような機能があるはずです。)

よって、相手が「あなたとは全く面識のない赤の他人」であり、「アセットの価値が数百万」だったとしても、安心してアセットを貸し借りすることが可能なわけです。

この「ブロックチェーン上での取引による信頼性の担保」と次の点が合わさることで、アセットレンタル市場は爆発的な広がりをみせるのではないかと思います。

少額アセットレンタルによる資産運用革命

資産運用と聞くと少し難しく聞こえるかもしれませんが、要するに使っていない資産を誰かに貸すことで更に資産を産むことです。

わかりやすいのが不動産ですよね。マンションの使っていない部屋を誰かに貸すことで、賃料という名の新たな資産を得ることができます。

ですが、一般人が資産運用できるかというと、難しいですよね。

そもそもマンションを買うお金がないわけで、例えば学生が手に入れられる収益性のある資産なんて思いつきませんし、あったとしても物理的な資産は前述した「信頼」の問題が立ちふさがります。そうなるともう、大人しく勉強してろって感じです。

でも、ゲームアイテムを所有できるという概念を持つブロックチェーンゲームが出てくると、話が変わってきます。

学生でも誰でも無料(もしくはカードパックを買うような感覚)で資産性のあるアセットを手に入れられる可能性があります。

そして、取引はブロックチェーンによって信頼が担保されるため、世界中の誰とでも躊躇することなく貸借ができ、しかも、スマートコントラクトによって料金の支払いから返却まで全て自動で行われます。

そうなるともう可能性は無限大です。物質世界から解き放たれたデジタルアセットという名の新たな資産が世界中を駆け巡ることになります。

資産運用という堅苦しい言葉は、「ブロックチェーンゲームをプレイする」という言葉に置きかわり、誰にでもチャンスのある新世界が始まるのです。

ブロックチェーンゲーム1.0の始まり

当ブログで提唱している、「全人類アセットトレーダー化計画」

近い未来、全ての人類は何かしらのデジタルアセットを持ち、それを運用するようになると僕は信じています。

アセットレンタルの機能こそ、それを実現するために必要不可欠な最後のピースであり、これにより、「ブロックチェーンゲーム1.0」がやっと始まるのだと僕は思います。

最後にアセットレンタル機能の現状についてさらっと書いておきます。

多くのブロックチェーンゲームで扱われているトークン規格であるERC721にはアセットの貸借に関するロジックはなく、現在、ERC721を拡張したERC809やERC1201、ERC809 Two Tiered Tokenなどでの実装が検討されています。

この部分の規格がしっかり定められた後に、規格に対応したアセットレンタル可能なブロックチェーンゲームが出てくるという流れになるかと思います。

ただし、スケーラビリティの問題も依然としてあり、サイドチェーンとのやりとりも考えた上でアセットレンタルの機能を作ろうとすると、まだまだ乗り越えるべき壁は多いような気がします。

なんとなくの体感ですが、ちゃんと遊べてアセットレンタル可能なブロックチェーンゲームが出てくるのは、2020年になるかもしれませんね。

ちなみにイーサエモンにはすでにレンタル機能がありますが、あれは恐らく独自で実装しているものだと思われます。マイクリでも今後独自でレンタル機能が実装される可能性はあるので、期待しておきましょう。

最後までに読んでいただき、ありがとうございました。

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